社会保険労務士の試験
社会保険労務士は国家資格です。
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社会保険労務士となるには、社会保険労務士試験に合格した者、又は試験科目すべてが免除される者、若しくは弁護士となる資格(司法試験に合格して司法修習を終えるなど)を有する者が、全国社会保険労務士会連合会へ登録(実際には都道府県社会保険労務士会への入会手続きによって行われる)する必要があります。
社会保険労務士試験は以前は国が管轄していたが、現在は全国社会保険労務士会連合会が管轄して社会保険労務士試験センターが試験事務を行っています。
試験は毎年8月の第4日曜日に行われ、受験者数は、昨今の経済不況や資格の認知度の向上等により増加の一途を辿っています。
それに加え、銀行業務検定協会が毎年3月の第1日曜日に行う「年金アドバイザー試験(2級、3級、4級が存在する)」が社会保険労務士試験の予行演習的試験として位置づけられ、この試験を経て社会保険労務士試験を目指す受験者も増加しています。
受験資格
*大学卒業者、又は大学において62単位以上を修得済みの者
*短期大学、高等専門学校を卒業した者
*修業年限が2年以上、かつ総授業時間数が1,700時間以上の専修学校の専門課程を修了した者
*行政書士試験合格など行政書士となる資格を有する者
*労働社会保険諸法令の規定に基づいて設立された法人の常勤役員または従業者として同法令の実施事務に従事した期間が通算して3年以上になる者
*厚生労働大臣が認めた国家試験に合格した者
など
試験科目
*労働法令
*労働基準法及び労働安全衛生法
*労働者災害補償保険法
*雇用保険法
*労働保険の保険料の徴収等に関する法律(労働保険徴収法) - 択一式試験のみの出題(労働者災害補償保険法と雇用保険法それぞれの設問10問のうちの3問を占める)。
*社会保障法令
*健康保険法
*厚生年金保険法
*国民年金法
*その他法令
*労務管理その他の労働に関する一般常識 (選択式試験のみ)
*社会保険に関する一般常識 (選択式試験のみ)
*労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 (択一式試験のみ)
*尚、「労働及び社会保険に関する一般常識」においては、以下の法令内容が問われます。
*労働に関する一般常識→雇用対策法、職業安定法、労働者派遣法、高年齢者雇用安定法、障害者雇用促進法、男女雇用機会均等法、育児介護休業法、次世代育成支援対策促進法、パートタイム労働法、職業能力開発促進法、他
*社会保険に関する一般常識→国民健康保険法、介護保険法、児童手当法、確定給付企業年金法、確定拠出年金法、社会保険労務士法、他
試験方法
完全マークシート方式、毎年8月第4日曜日
*午前:選択式、設問が8題(1設問につき5問=合計40か所の穴埋め 合計40点)、制限時間80分(1時間20分)
原則、各設問のうち3問以上正解し、かつ総得点が28点以上でなければならない。
以前の記述式に代わり2000年から実施されています。
この方式は受験者の実力はもとより、読解力等の国語力、直感力、そして何よりも「運」と「駆け引き」の要素が非常に大きく関わってくる試験形態の為、年度によって正解率に大きな差が出るのが特徴です。
各設問ともに5問中3問以上得点できない場合は足切りとなり、どんなに総合得点(選択式+択一式)が高い場合であっても足切りとなった時点で即不合格となります。
但し、平均点が著しく低い場合は「2点救済」(稀に「1点救済」)といった設問別に基準点の条件緩和措置(救済措置)が採られ、合格に必要とされるボーダーが変動することも多々あります。
故に選択式試験の1得点に対するウェイトは非常に重く、又 その出来栄えが午後の択一式試験へも少なからず精神的に影響を及ぼすことにも繋がる為、毎年 大多数の受験者を苦しめることになります。
*午後:五肢択一式10問が7つ=70問(1問1点合計70点)、制限時間210分(3時間30分)
原則、各設問につき4問以上正解しなければなりません。
見てるだけで、逃げ出したくなりますが社会保険労務士を目指している人は逃げ出すわけには・・・いかないんですよね・・・。
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